第六章 猫過振 私は何をしているのだろう。 深夜零時。自宅のベランダでタバコに火を点けながらそう考える。 今日は戸村くんと話しておかなければならないことがあったはずだ。決して進路の話ではない。ましてや恋の話でもなかった。 私はどうも生徒の私事に…
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